• テキストサイズ

【R18】共依存【黒尾鉄朗】

第5章 3P、寝取られ、第3体育館、夢主視点



夢主視点

あざが消える前に会おうと、約束してから2日後。早く薄らないかなと内出血に少し期待をしながら黒尾さんからの連絡を待っていた。
同僚の飲みの誘いを断り少しだけ残ってしまった仕事を片付ける。退社しようとカバンの中から社員証を取り出そうとするとマナーモードにしていた携帯が震えてるのに気づいた。
ディスプレイには黒尾鉄朗と映し出されていて、電話ははじめてだなと思いながら通話ボタンを押す。
「もしもし?」
「あー!やっと出たよ!!えっと、あかーし!何ちゃんだっけ??」
「え、あの…?どちら様ですか、」
思っていた声とは違う誰かに驚いて質問するが答えは返ってこず、一方的に話し始められてしまった。
「あのさー黒尾が潰れちゃってんの!迎えきてくんない??」
「すみません、どういうことですか?」
「まってるから!じゃあね!」
「は!?ちょ、もしもし!?」
え、どこに向かえば??ツーツーと電子音が虚しく鳴って呆気に取られていたが、急いでかけ直す。

「もしもし!?」
「もしもし、すみませんいきなり電話切らないでもらっていいですか。場所も教えてもらわないと迎え行けないです。」
「あーそっか!赤葦ん家で呑んでるから!よろしく」
「どこ!?」
「どこって…あかぁしんちだよ。え、何赤葦?…あ!ねえ赤葦が変わるって!」
「そうしてください。」
「もしもし、お電話変わりました。赤葦と言います。」
「です。」
「突然すみません。黒尾さんと呑んでたんですが帰れないみたいなんで来ていただいてもいいですか。住所黒尾さんの携帯から送るので。」
「分かりました。お伺いします。」
赤葦さん、なぜ最初の彼に電話を任せたのだ…。
「すみませんがお願いします。」
電話が切れるとすぐにメッセージに住所が送られてきた。
会社と家の中間くらいに位置する住所をみて15分くらいで行けると思います。と返信しておいた。

電車に少し揺られていつもは素通りする駅で降りる。
駅から然程離れていない住所をマップにコピペしてルート案内を開始する。途中のコンビニでお詫びのお菓子でも買おう。人数がわからないので適当な袋お菓子と箱アイス、ビールをケースで買って赤葦さんの家を目指す。
/ 48ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp