第4章 再会
それからというもの、再会を喜ぶ時間もなく放課後になった。
緑谷「それにしても…ぐすっなまえとまた会えて良かった…ぐすっ」
私と話す度に泣く出久
爆豪「……。」
話しかけもせずただジーッと私を見つめるかっちゃん
なまえ「も〜泣かないでよ出久…かっちゃんもそんなに見つめたら私穴空いちゃうよ」
上鳴「そういえばなまえちゃんと爆豪たちって知り合いだったんだね」
緑谷「うん…幼なじみなんだ。昔はよくみんなで遊んでたんだよ」
瀬呂「それにしても緑谷泣きすぎじゃね?」
緑谷「会うのは8年振りなんだ。それにお別れも言わないまま転校してっちゃったから…」
理由を求めるような目でこっちを見ているがオールフォーワンに連れてかれて8年間ヴィランの人たちと居ました!なんて言えるわけが無い
なまえ「そのことに関してはごめんなさい…」
爆豪「ちっ!」
切島「まぁまぁそうイライラすんなって!」
明らかにイライラしているかっちゃんをなだめているが意味はなく目をつりあげたまま私の鞄と腕を掴み人を押し退け教室を出た。
なまえ「え!?ちょ、かっちゃん!みんなごめんまた明日…!」
私は引き摺られるように連れ出された。