第1章 プロローグ
爆豪side
上鳴「おい!今日転校生来るらしいぞ!」
芦戸「え!本当に!?」
上鳴「まじの話!朝相澤先生と一緒にいる女の子見たんだよ!」
今日はいつも以上に教室が騒がしい。
うるせぇ…たかが転校生くらいで何騒いでんだこのモブ共は。
女だろうが男だろうが関係ねぇ。そいつを超えたヒーローになるだけだ。
そう思い、窓の外を見て目を閉じた。
今日もあの子を思い出す。幼なじみのあの女の子を。
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
なまえ(幼少期)『かっちゃんはおおきくなったらひーろーになるの?』
爆豪(幼少期)『あたりまえだ!なんばーわんのひーろーになるんだ!それがおれのゆめだからな!』
なまえ(幼少期)『すごい!じゃあわたしのゆめはかっちゃんがなんばーわんひーろーになること!』
爆豪(幼少期)『なんだそれ?へんなゆめだな!』
なまえ(幼少期)『へんでいいの!なんばーわんひーろーになってわたしのゆめもかなえてね!やくそく!』
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
小さい頃にした約束。あいつは今も覚えているだろうか。