第3章 養子騒動編

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お智「まあ、恋太郎ったら///」

若様「ふむ、この赤ちゃんの言う通りあるよ！

わたしも少し物言いが軽すぎたみたいあるから、気を付けるあるよ

申し訳なかったある、潤ちゃん！」

潤之助「そんな、拙者如きにその様な……勿体無きお言葉に御座います！！」



恭しく若様に向かって頭を下げる潤之助さんに

若様がまた真面目な顔をして言った



若様「良いのだ、潤ちゃん


いけない事をしたら、詫びる

助けてもらったら、お礼を言う


そんな事は、身分には関係ないことあるよ」

潤之助「わ、若様…！！」

若様「これからも、わたしを助けて下さいある、潤ちゃん」

潤之助「ははっ！！身命を賭す覚悟で、若様をお支え申し上げますっ！！」



しかと手を取り合う君主と家臣

その姿を、じいっと見ていた恋太郎ちゃんが、お智ちゃんの腕の中から這い出して、ヨチヨチとはいはいをしながら２人の傍まで行くと

小さなお手てを伸ばして、若様の頭を撫でた



恋太郎「ぽんちゃん、いいこ、いいこ！！」

お智「まあっ！！恋太郎ったら、叔父上に向かって、何てこと！！/////」



慌てて恋太郎ちゃんを抱き上げるお智ちゃん

でも、若様はそんなお智ちゃんを見てにこにこと笑っている



若様「良いのだよ、妹君ちゃん！赤ちゃんは、自由にすくすく育つのが一番ある！

のう、潤ちゃん！！」

潤之助「…拙者も、流石に恋太郎様には何も申せませぬ(笑)」

雅吉「あっはっはっは！！やっぱし恋太郎に適うやつぁ居ねえなあっ！！(笑)」

恋太郎「いねぇらあっ！！」

お智「んもぅ、恋太郎ったら///」



お智ちゃんは、おませな我が子を少し苦笑いしながらも

その腕にしっかりと抱きしめて、愛おしそうに見詰めた




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