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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第8章 違う人と任務




「ふふ、何だか私だけ蚊帳の外のようだ。どれ…今回は私が鬼を買って出よう」


夏油くんは私達から20メートル程離れたところに立った。


「準備はいいかい?」


「ええ」「いいよ!」


「傑相手だからな、ガチでいくわ」


「それじゃあ…、はじめの一歩」


夏油くんの開始の合図に合わせて、大股で一歩踏み出す。


なまちゃんは歩くという概念がないから、宙を泳ぐように移動した。


私もなまちゃんも動けたのはほんの少し。


スタートラインで隣にいたはずの五条くんは……


「タッチ!はい!傑の負けー!」


「悟、瞬間移動はルール違反だ」


開始10秒で反則負けをしていた。


「瞬間移動がダメって法律あんのかよ?」


「最初の合図では、大股で一歩だけしか進んではいけないんだ。法律云々の話は馬鹿らしいからやめな」


夏油くんに諭されて、渋々負けを認め…るわけはなかった。


「誰が決めたんだよ。何時何分何秒地球が何回回った時?」


流石は中身小学生ね。


お得意の屁理屈でごり押す気…?


「もう!さとるおにいちゃんのまけだよ!はやくすぐるおにいちゃんとてつないで!」


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