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エゴイスト達の飴玉【ブルロ短編/R18】

第25章 プロポーズを受け取って(玲王・凪・凛・冴)


御影玲王

『今日なんかの記念日だっけ!?』と緊張で声を震わせる🌸を見ながら笑う玲王。何故か夜ご飯食べに行こうと誘われたと思えば、如何にも高級感たっぷりのレストランに連れて行かれた。「んー、今から記念日を作るかな?」といたずらっ子のように笑う玲王に、不思議そうにする🌸は『今から…?』と首を傾げる。すると玲王はズボンのポケットからマリッジリングケースを取り出して、箱を開けてから『🌸、俺と結婚してくれませんか?』と。すると🌸は驚いた顔をしながらも涙をポロポロ流しながら、何度も小さく頷いて『はい…』と震えた声で返事をする。すると玲王は大きな大きなため息をついて「緊張した……」と脱力する。『玲王くんも緊張するんだね』と笑いながら🌸が言うと、少しだけ睨むようにしながら「当たり前だろ。なんなら場所選ぶのにも時間かかったんだから。記念日なら特別な場所がいいなと思って」と言いながら指輪を🌸の薬指に付ける。


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凪誠士郎

休日なので二人でベッドの上でゴロゴロとしていると、ゲームが終わったのか誠士郎はスマホを一旦枕の上に置いてか隣で本を読む🌸を見る。「ねぇ🌸〜。左手貸して」と言うので『はいどーぞ』と左手を差し出しなんだろうと思いながら、左手を触る誠士郎を見ていればスウェットのポケットから指輪を取り出して薬指にはめた。『え!?』と🌸は目を見開いて驚いていれば、寝転がりながら誠士郎は薬指を唇に近付けてから『🌸、俺の所に永久就職して?』と言ってからチュッと指輪にキスを落とす。『は、はい…』と驚きながらも返事をする🌸に満足そうにしながら「俺さ、ムードとかロマンとか分かんないからこんなプロポーズでごめんね?でも今の時間が俺にとって幸せな時間だから」と優しい微笑みを浮かべる。
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