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エゴイスト達の飴玉【ブルロ短編/R18】

第25章 プロポーズを受け取って(玲王・凪・凛・冴)


糸師凛

車でデート行った帰りに凛は「ちょっと寄り道する」と言うので🌸は何か用事でもあるのかなと思いながら『分かった』と返事をして何処に寄り道するのだろうかと助手席の窓の外風景を楽しんでいれば車は海岸付近で止まったので、ここに用事でもあるのかなと思っていれば凛はズボンのポケットからマリッジリングケースを取り出してから助手席の🌸の方へと体を向ける。そしてマリッジリングケースを開けてから『結婚、してください……』と仏頂面ではあるけど頬はほんのり赤いまま。驚いた🌸は少しの間フリーズしているので、凛はドギマギしていてソワソワしていたけれど🌸が直ぐに笑顔になって『私でよければ、お願いします』と。その言葉に安堵しながら🌸を抱き寄せてから「返事が遅せぇよ」と文句を言いながら「お前じゃなきゃ嫌だ」と強く抱きしめる。


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糸師冴

晩御飯の準備をしている🌸は、リビングの扉がガチャッと開く音が聞こえて『冴ちゃんおかえり〜。晩御飯もう直ぐで出来るからね』と声をかければ「ん」と返事が返ってくる。練習でお腹空いているだろうからと急ぎめで作っていると、背後から突然抱き締められて料理をしていた手が止まる。『冴ちゃん?疲れたの?』と驚いていれば「疲れてねぇ」とだけ返ってくるので不思議にしていれば、突然左手を後ろから握られたと思えば薬指に指輪がはめられて目を見開かせる。「結婚、するぞ」と言われて首だけ後ろに向ければ何時もの無表情な顔の冴がいて「返事は?」と聞かれる。🌸は驚きながらも顔を赤くさせてから『はい…』と消え入りそうな声で返事をすると満足そうに冴は笑う。
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