• テキストサイズ

エゴイスト達の飴玉【ブルロ短編/R18】

第89章 メンブレした時(カイザー・ネス・馬狼・烏・氷織・ルナ)


烏旅人

『消えたい、もう嫌だ…』と言いながら体丸めて泣いている彼女。それを見た烏は腕を勢いよく引っ張ると力強く抱き締める。「阿呆ぅ、軽々しく消えたいなんて言ぃなや」と少し泣きそうな声をしている烏。「🌸が消えたら俺はどうしたらええん?寂しゅうなるから、言うの辞めろ。しんどいことがあるなら俺に言いぃ。🌸が辛いこと俺が消したる」と言いながら更に強く抱き締める。『うん、分かった…旅人にちゃんと言う。言うから、ちょっと苦しいよ、旅人』「約束するなら離す」『するよ』と言えば離してくれるが暫く傍からは離ない。


❈❈❈❈


氷織羊

『消えたい…死にたい』とボソリと呟きながら体丸める彼女。それを聞いた氷織は直ぐに駆け寄ると彼女を後ろから抱き締める。「消えんといて嫌や…。🌸が居なくなるのは嫌や…」と声を震わせながら抱きしめてくる氷織にちょっと驚く彼女。「でも、君が消えたい言うねやったら、僕も消える」『羊くんは…関係ないから』「関係ある!」と珍しく大きな声を出すのでビックリしちゃう彼女を氷織はまた強く抱きしめる。「🌸がおらへんくなったら、僕はえらい辛いんよ。それなら一緒にって思うぐらい、僕には🌸が必要なんやで?だから軽率に死にたいや消えたいは言わんといて」その言葉に彼女は頷いちゃう。


❈❈❈❈


レオナルド・ルナ

『死にたいな…もう』とポツリと呟く彼女に眉間の皺を寄せるルナ。そしてゆっくりと彼女に近付くと額へとデコピンするので彼女は驚く。『へ?』「俺、軽率に死にたいとかいう子は嫌いだな。しかも恋人がいるのになにも相談しないでさ」『で、も…迷惑かけちゃうかも』「別にそのぐらいで迷惑なんて思わないけど?それよりなにも相談されずにさ、🌸が限界迎えてそれこそ死んじゃったら俺は自分を許せない」と真っ直ぐな目で言われるので彼女は泣いちゃう。「辛いことあるならちゃんと言うんだよ?そのために俺は傍にいるんだから」
/ 404ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp