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エゴイスト達の飴玉【ブルロ短編/R18】

第83章 赤ちゃんと初対面(玲王・凪・凛・冴)


糸師凛

「🌸!」と慌てながら試合からユニフォーム姿で駆け込んできた凛。その姿を見て奥さんは目を見開かせてからクスクスと可笑しそうに笑いながら『パパが来てくれたよ〜』と腕の中にいる赤ちゃんに声をかける。「…ちっせぇ」ベッドに近寄ってきた凛は産まれてきた息子くんを見てそう声をもらしてから、奥さんの頬を撫でる。「ありがとう…🌸」『ふふ、どういたしまして?見て凛ちゃん、この子凛ちゃんと一緒で下まつげ長いよ』と息子くんを見せてくれるので覗き込みながら頬を緩ませる。「俺に似ちまったか…」『うん、将来はイケメンくんだね』と嬉しげに話す奥さんを見ながら息子くんの手に触れる凛。「とりあえず、元気に育てよ」と声をかけると息子くんは凛の手を寝ながら握る。「…ヨロシクな。ちゃんとした父親になれるよう頑張る」


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糸師冴

「……チッ」『来てそうそう舌打ち?』試合終わって直ぐに産婦人科に来て病室にやって来た冴は舌打ちをするので奥さんは苦笑を浮かべる。「間に合わなかった…悪かった」『良いよ〜。それよりこっち来てよ冴。可愛いよ』と言う奥さんに頷き恐る恐るとベッドに近寄れば、奥さんの腕の中ですやすやと眠る双子の赤ちゃん。双子の赤ちゃんは男の子と女の子であり、男の子は冴に女の子は奥さんに似ていた。「…元気に産まれてきたんだな」『うん。元気いっぱいに泣いてたよ』「……ありがとうな🌸。産んでくれて」と言い奥さんの額にキスをした冴は、双子ちゃんの頬を撫でてあげる。『将来どんな子に育つかなぁ。息子くんは冴と同じようにサッカーかな?娘ちゃんは私と同じようにサッカー好きになってくれたらいいなぁ』「そうだな」将来を語りながら二人で双子ちゃんを抱っこする。
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