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エゴイスト達の飴玉【ブルロ短編/R18】

第83章 赤ちゃんと初対面(玲王・凪・凛・冴)


御影玲王

「娘が産まれたんでインタビューは無しで!」と試合後のインタビューを断り直ぐに産婦人科に駆け込み奥さんのいる病室に飛び込んだ玲王。そんな玲王に奥さんはくすくすと笑いながらテレビの電源を切っていた。『インタビュー断って大丈夫だったの?』「インタビューよ。り🌸と産まれてきた娘の方が大事だからな。体は平気か?」そう言いながらベッドに近寄り、奥さんの腕に抱かれている娘ちゃんを覗き込む玲王。スヤスヤと眠っている姿を見て頬を緩ませながら頬に触れる。『私もこの子も大丈夫だよ。娘ちゃん、パパ来てくれたよ』と声をかけると目を開ける娘ちゃん。そして玲王を見て不思議そうな顔をするので玲王は思わず笑いながら「初めまして。俺はお前のパパだよ」と自己紹介をする。


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凪誠士郎

「立ち会い出来なかった……。走ってきたのにぃ…」と試合終わって直ぐに産婦人科に駆け込んできた凪は病室に入ってきて荒い息をしてしゃがみこむ。『お疲れ様、誠士郎。ごめんね、出産予定日より早かったねぇ』「良いよ、🌸。体平気?」と奥さんの頬を撫でながら、奥さんの腕の中でスヤスヤと眠る娘ちゃんを目を輝かせなが見る凪。「小さい…可愛い。🌸に似てるね…」そう言っていると娘ちゃんは目をパチリと開けて凪を見ると手を伸ばすので、恐る恐ると手を近づけるとギュッと握る。「やば、可愛い。🌸見て、手ぇ握ってくれた」『パパって分かってるのかもね。もしかしたら、パパに早く会いたくて早くに産まれて来たのかなぁ?』と娘ちゃんの頬を撫でる奥さんを見ながら、凪は頬を緩ませる。「産まれてきてくれてありがとう。宜しくね、俺の可愛い娘ちゃん」
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