第2章 契約
名前「じゃぁ…まあ、試してみるか。」
イヤホンを耳に嵌めて1人用のソファに腰掛けた。
阿笠「タップして起動してくれ。」
耳を指差しながら阿笠博士の言う通りに指示を聞くとイヤホンから哀ちゃんの声を模した電子音声が聞こえてきた。
ーーあなたの生態情報を読み取っていますーー
ーー完了ーー
ーーシェアリングを開始しますーー
ーー視覚がシェアされますーー
ーー潜在的能力を引き出しますーー
沖矢said
メッセージを出してからというもの名前からの返事は無く、窓の外を見ていると一台のタクシーが停まりそこから名前が出て来た。
メッセージを見たんだなという事が分かるとやはり興味があったかと笑みが溢れる。
比較的急いで阿笠邸に入ったが、既に彼女はソファに座り、イヤホンを着けているようだった。
ふと、手近にあるイヤホンに目が行く。
彼女が付けている物とよく似ているが少し違うように思えた。
それを手に取り、博士に広げて見せる。
沖矢「博士、これは…同じ物ですか?」
博士「ん?…これはッ
灰原「まずいわ!!
イヤホンを見た博士と少女は声を荒げた。
名前said
ーーーーーデータが破損しましたーーーーー
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