第11章 お代わりしょうくん♪
「だいたいさ!」
「きゃっ////」
俺は智くんを抱き上げてベッドに運びながら話を続けた
「若いカップルの平均的なエッチの回数が仮に少なく見積もって週2だとしてだよ?
1ヶ月を四週と考えたら一年で96回
ソレを13年分ってコトは1248回やりそびれてんだよ、俺!
少なく見積もっても!!」
「う、うん??(汗)」
益々困った顔になる智くんを、ゆっくりベッドに横たえる
「だからさ、たとえば毎日エッチしたとしても、1248日、つまりは三年半以上かかる訳だよ!」
「はぁ…???」
「だからね!」
俺は頻りに首を傾げている智くんのお洋服を剥ぎながら言った
「飽きてる暇なんかないの!いっくらやっても追い付かないんだからっ!!」
「????」
何だかサッパリ解らないって顔の智くんを真っ裸にした俺は、自分の着ている物も、ポイポイッと脱ぎ捨てた
「兎に角、飽きたりなんか絶対しないから、エッチしよう♡」
「………(笑)」
呆れて笑う智くん
でも
どんなに急に求めても、何度お代わりをねだっても
決して俺を拒んだりしない
ただ、柔らかく微笑んで
「翔くんの、えっち///」
とかって言うだけだ