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人間拒絶症~美風藍~

第1章  人嫌いなキミ


「うーん・・・・なんだったんだろう」
ポリポリと頬を掻きながら裏庭から歩いてくる嶺二を見かけた。
「レイジ、どうしたの?」
藍は途中のデータ整理を中断し、嶺二に問うと
「いや、あのね。さっき金髪の小さい女の子がいた気がしたんだけど・・・」
そう言いながらあたりをキョロキョロと見回すと、幻覚かなぁ。と呟きながら部屋へ帰って行った。

「小さい、女の子・・・ね」

藍はパタン、とパソコンを閉じて嶺二が先程言っていた裏庭へ向かった。
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