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~Diabolik LOVERS~Eternal love.

第2章 満月とバラ園


ーーー痛い。

頭が体が心臓が…。私の全部が疼くように痛い。

そう思うようになったのはこの屋敷に来てからで、私はやっぱり今日も眠れない。

「…はぁ」

溜息をついて自室のベッドから出た。

ふと目についた四角い窓。
その窓枠に手をかけてなんとなく空を見上げる。

暗闇の中に散りばめられた鮮明に光る星達。
その中でも一際金色に輝く…

「満月」

不気味なほど強く、何処か怪しげに輝くその光は、私を不安にさせた。


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