【現在HUNTER×2イルミリク執筆中】短編集【R18】
第10章 【ハイキュー】【自作】クロい野良猫【R指定】
舞い上がってた。
その黒尾の言葉だけで簡単に胸がときめいた。
しかし、ラブホテルにも動じない黒尾の態度がやはり黒い心を動かす。
どれだけ慣れればこんなにも平然としていられるのだろう。
自分を好きだったと言う割に、しっかりとやる事はやっていた様だ。
「……今更そんな事言われても、信用出来ないし…。」
好きだったのなら、あんな変な行動ではなく、ハッキリと言葉にしてくれれば良かったのに。
仁美を試す様に行動するのではなくて、もっとはっきりと気持ちを伝えてくれたなら。
こんなに拗れる事は無かったのに。
仁美はそんな事を考えて、フッと笑った。
その言葉はそのまま自分にも返ってくるからだ。
自分だって同じ様に素直になれず、黒尾を試していた。
ああ嫌だ。
黒尾に好きだと言われて嬉しいはずなのに、今まで見てきた黒尾の彼女達が頭を過ぎる。