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我が先達の航海士

第3章 真の風


「SAI君。君がもし船乗りで、何処にでも行けるなら。何処に行く?」
「インドの大学かな。それなら、きっと家にも許されるし」
姉さんにも迷惑をかけない。そう続く台詞に、わかったとが頷いた。この時の約束通り、はインドの大学に彼を送り込む事になる。
「、SAI!記念写真だ!!」
マスコミの一人である南にカメラを持たせて帆船との集合写真を撮ろうとする龍水に、船員の皆であははと笑った。
「はい、じゃあ撮りまーす!!さん、に、いち」
パシャッ。その写真の中には、初航海を終えた記念すべき第1回龍黎丸の船員達が映り込んでいた。
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