第33章 歪んだ愛で抱かれる 後編 【三成】R18/ヤンデレ
反応の良さに三成は気を良くして、拘束により下ろせない彼女の腕をさらに片手でがっしりと押さえこみ、わきの下を舐め始める。
「いやぁっ…」
舌を広く使ってわきの窪みまでねっとりとなぞると、名無しは必死で腰を引き、首を大きく横に振った。
「嫌…ですか?本当に?」
三成は逃さないように片腕でくびれを強引に抱えこみながら、もう片方のわきも舌でなぶって執拗に責め続けた。
くすぐったさと恥辱
それも快感に繫がってしまっている様子。
眉をきゅっと寄せながら耐える名無しの表情には、たまらない色香が漂う。
「感じているのでしょう?ほら、ここが…」
腕を上げさせられ胸が上へと広げられているため、いやおうにも目立ってしまう乳首は、すでに色を濃くしてぷっくりと盛り上がっていた。
「こんな風になって…」
三成が指先で軽く触れてみると充血して硬く、
「んっ…!」
そんなささやかな確認ですら、今の名無しの身体は刺激と受けとってしまう。
乳首の硬さと敏感な反応から、彼女の官能の高まりは手に取るようにわかる。
次はここを可愛がってほしいと望んでいることも。
三成は長い指でゆっくりと優しく胸を揉みしだくと、指先で乳輪の周りをクルクルとなぞった。
あえて乳首には触れないように。
それを繰り返していると、やがて彼女が無意識なのか胸をそらせて乳首を押しつけるような仕草を見せたのは想定通り。
切なくもの欲しげな表情を浮かべていたが、片方の乳首をそっと唇に含んでやれば
「ひぁっ!…」
それだけでも面白いように良い反応をしてくれる。
口に含んだ彼女の乳首はさらに硬さを増して、はち切れんばかりになっていたけれど、あの夜のようにいきなり胸肉ごと強く吸いたてたりはしない。
ただ上下の唇でそっと挟みこむだけ。
もっと焦らしてみたくなった。