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花虎の尾/[DC]松田陣平

第2章 夢






いつもちょっかいかけてくる彼に
笑いながら対応する学校生活の中で


いつしか周りからはカップルだと思う人も出てきた




友人「もう、本当に付き合っちゃいなよ〜笑」



「ないない!笑
もうほんとに、そのからかい方辞めてよねー笑」



私がすかさず毎回否定するというお決まりのくだり


男女関係なく出来た友達に囲まれながら


いつか本当に恋をして彼氏できたら…




「…いつか彼氏できたらちゃんと紹介するから!笑」



この2人にはちゃんと紹介したいな、、


落ち着いた表情で自然と出た言葉に対して


友人は絶対だよー!一番に紹介してよー!?って
私に抱きつきながらすごい勢いで言ってくる



それがたまらなく嬉しかった私は…




私の少し後ろで
彼がすごく複雑そうな表情してるのに
全く気付かなかった…。
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