第2章 夢
成人式自体はすごくあっという間だった
何年ぶりかの友達に会い
誰々が結婚した。デキ婚なんだってなど
20歳にしてはビッグなニュースを聞きながら
自分の平凡な日常を振り返っていた。
将来も特に決まってない。
とりあえず大学卒業して、
とりあえず企業に就職して、
いつのまにか結婚して…。
そんなよくある平凡な生活を送るのかな…っと
そもそも付き合った事も恋したことも無いんだから
今の時点で
平凡な生き方すら出来てないな
と思わずふっと笑ってしまう
友人「なに、笑ってるのよ〜笑」
急に笑いだした私に不審がりながら
友人「あ、そーいえばの元カレくん
まだの事好きらしいよ〜」
「そ、そうなんだ…っていうか付き合ってないし!!」
すかさず否定するが友人は付き合ってたようなもんじゃーん
っとからかう