第2章 夢
降谷side
ナイフをもっている男性まで追いつき
女性と男性を引き剥がす
その時絶望を感じていた女性と目が合い
よく授業とかで見かける同じ大学の人だと認識し
自分の記憶力に感心しつつ
怪我をしている女性に対して
紫の着物か…、似合っているなと
一瞬でも考えた自分に
今ナイフ振り被られたら反応できてたかななんて
ツッコミながら余裕な笑みを浮かべた
ーーー
そのまま彼女を話しながら家まで送り届け
景と2人で帰路につく
景「警察官になったら零はずっと誰かを救ってそうだね」
そう振り回された今日を思い出しながら笑う景に
真剣な表情で
降「いつかこの国を守る警察官になるのが夢だ」
この国を…日本を…
馬鹿にされてもおかしくないスケールを持ち出しても
景は笑わず
景「零は必ず夢を叶えれるよ。
まぁ、まず警察学校に入校してからだな」
警察学校入校まであと2年…