第2章 第一章

ｶﾞﾛｩ「お前んちは悪徳商売してんだぞ！」

ﾐﾚｨﾗ「悪徳商売……？あぁ、みかんの事？あれは、悪徳じゃない！」


自信たっぷりでミレィラが言う。
ガロゥは呆れた顔をして、ミレィラを睨む。


ﾐﾚｨﾗ「だって、こんなに美味しいみかんを100円で売るなんてあり得ない！10万円で売るのが普通よ！」

ｶﾞﾛｩ「それが悪徳っつってんだよ！！んな事どうでも良いから早くこの枷外しやがれ！」

ﾐﾚｨﾗ「暗殺者の枷外すやつが何処にいるかっての！！」

ｶﾞﾛｩ「てめっ！ふざけんな！」

ﾐﾚｨﾗ「ふざけてなんかないし！！」


ギャンギャン言い争いをしていると、いきなり地下牢の扉が思い切り開く。
入ってきたのはバートルだ。