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Secretセンセーション!【ブルーロック】

第28章 しくじった!


「キスしろ」

『!?』

「クソ色気ねぇし経験なさそうだもんなぁ………」

『色気ねぇのはわかっているわ!』


この前も色気ないって言われた!しかも今回はクソという文字も付け加えて!


「早くしろ?じゃないと………」

『っ………』


なんでこんな時に限って凪くんとのキスを思い出してしまうんだろうか私

キスは凪くんとじゃないと嫌だ…………

って恥ずかしい事を考えるな私!!

仕方がないもう……


『……………これでいいか?』

「フン………まあ、いいだろう」

実音はカイザーのほっぺにキスをする。


唇よりはまだマシだ………!

ごめん!!凪くん!!

って、なんで凪くんに心の中で謝っているの!?

付き合ってもいないのに!


『言うんじゃねーぞ!例の事!』

「安心しろこれからのテメェの行動しだいで言わねぇよ」

『じゃあな!!』

怒りながら医務室を出ていく実音。


あー完全にしくじった………

これからどうなるの私…………


そんな事を考えながら廊下を歩いていた実音。

「実音」

『黒名くん!』

黒名は実音の膝を見た。

「膝、怪我したのか。大丈夫か?」

『あー、大丈夫だ!心配するな!』

「うん、それならよかった」

『おう!あ、國神くん!』

「…………お前まだいたのか」

『いるぞ!何か雰囲気変わったか?』

「………関係ねぇだろ……」

『え、なんかあったのか?黒名くんねぇねぇ』

「うん、まぁそうだな………」


しばらく黒名くんと話しながら歩いていた私

しくじったしこれからどうすればいいのやら……………
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