第17章 とんでもなくアクシデント

『あ、悪ィな…………すぐにどく……………』

「フン。わかったならすぐにどけ。男に見つめられて押し倒される趣味なんてねぇよ」

『俺だってそうだ！男を押し倒す趣味なんてねーよ！あれは事故だ！』　　

「それぐらい俺にもわかる」


女ってバレてないみたいだ！それはよかった！！でも…………


『めっちゃ機嫌悪くね？』

「体力ナシ、完全にテメェのせいだ………」

『デスヨネー』

凛は不機嫌オーラ漂わせていた。

「今日はここまでだ次こそはブッk……………」

『ぎゃぁぁぁぁぁぁ……………』


私、マジでヤバい人に目をつけられたのかもしれない……………





「実音っちとの練習どうだったー？楽しかった？ねぇねぇ！」

「むしろ最悪だ。いつか潰す………………」

「わーお。凛ちゃん燃えてますなぁー」

「燃えてねぇよ…………あっちいけ。イラついているんだ俺は」

「は、はーい……………」


あちゃー絶対何かあったよね実音っちと

凛ちゃんをアッと言わすような技でも見せちゃったかな？

さすが俺が見込んだ実音っちだよね♪


アクシデントなんてあったなんて知らず何かを勘違いしている蜂楽なのであった。