第2章 002. 崩[風間蒼也]
『っあ…あああっ…そう…やさっ』
「もうイクのか?」
『あ"あ"あ"あ"あ"あっ"』
プシャァッ
潮を吹いた。
でも蒼也さんは止めない。
「まだ落ちるな」
私は今、蒼也さんに激しく抱かれていた。
あんなこと言ってなぜ蒼也さんに襲われているのかって?
それは1時間前に遡る。
私は蒼也さんの表情を崩すために作った晩御飯に媚薬を盛った。そして自分から襲うという算段だったのだが………
「足りない、俺はまだまだ足りない」
と言って
逆に襲われてしまった。
慣らしもなく蒼也さんは自身を私の秘部にあてがい奥まで貫いて激しく腰を打ちつけはじめ、今に至るというわけだ。