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あの人と結ばれたいな...

第1章 出会い


私が暮らすハテノ村の少し外れたところに一軒家が立っている。
そこに最近変人が越してきたという。
私は気になり見に行くことにした。
母にも父にも止められたがどうしても行きたかった。
自分でもわからない。だけどいかないと損をしそうな気がした。
その家がある外れまで来たが隠れて見れるところなんてなかった。
そのことにとまっどていると上のほうから聞き覚えのある声がした。
見上げてもその声の正体は見当たらない。
見回してるともう一度声が聞こえた。
「おい!こっちだ」
声のするほうを見ると家のすぐ近くにあった家より少し近い丘?山?からだった。
声をかけてくれたのは小さい時からいたずらとか悪いことを一緒にしてた奴だった。
「やっぱりお前もか!」
「そりゃーね!」
私たちは”変人”ていうところにひかれたらしい。
そいつの近くまで走って寄る。
「お前も変わりねーなw」
「あんたもねw」
そんな他愛もない話をしていると家のほうに歩いてくる人影が見えた。
「ねえみてあれ!」
「帰ってきたか」
私たちが目にしたものは...


そこの取り壊しをしようとしていた棟梁のサクラダさんだった。
「サクラダさんかい!」
「ちょっと待って...」
サクラダさんの後ろを美しい女性?がついていく姿が見えた。
「すっごい美人だ...」
「ほんとだね」
その美人な人はすごくかわいい衣装を着ていた。
昔見た絵本の中に出てきたゲルド?族が着ている服を着ていた。
水色で、少し露出が多くてでも絵本の中と違うところがあった。
それは肌の色だった。
絵本の中では日の力をもらい受けた黒い肌と書かれていたが彼女?の肌の色は白く透き通った神に仕えたハイラル族に多い肌色だった。
そんなことに気を取られていると、
「おい!なんか言ってるぞ?」
サクラダさんと美人な女性?が仲良さそうに話していた。
二人の会話に聞き耳を立てた
「あんたこんなボロいところでいいの?」
「はい いいんです。」
意外とそっけない反応をするんだなと思った瞬間彼女?はほんの少しだが寂しそうな顔を見せた。
その顔に女だけどその人のことを知りたいという欲が出てしまいそうになるが今ここで出す感情ではないだろうと自分の思いを押し込めた。
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