• テキストサイズ

呪術廻戦 〜アナザーストーリー〜

第1章 ムカつくアイツ。




カーテンの隙間から漏れる陽の光に目を細める。


『ーーーーうっわ、、、もう朝、、?』


ガサガサと枕元を探り、携帯を手に取り時間を確認した。


・・・完全に遅刻じゃん。


今月これで何回目だっけ?
そろそろ夜蛾の雷が落ちんなー。。


説教ならいくらでも受けるけど、鉄槌だけは避けたい…。


はぁ、、、腰重いし身体だる。。。



のそのそとベッドから降り、キャミソールと短パンの姿のまま携帯を片手に洗面所へと向かう。



歯を磨きながら携帯を確認すると、


『・・・あ。』


硝子、モーニングコールしてくれたんだ。
1時間前に2件の不在着信が残っていた。


硝子のやつ、出なかったら起こしに来てくれれば良いのにー。



他にはメールが1件。


"ちゃんとさっき別れたばっかなのにもう会いたいよ♡
相性良すぎてマジはまりそー♡
俺の跡、消える前にまた会える?
連絡待ってるよ"



『・・・は?俺の跡、、?』


目を疑う一文に、一気に不快感が込み上げた。


まさか、、、、⁈


目の前の鏡で自分の姿を確認する。


『っ⁉︎ーーーー最っ悪‼︎』


よく見ると、首や鎖骨の下にキスマークが付いていた。

見えるだけでも2つ、きっとまだ他にもつけられてるに違いない。


やられたーーーー。

昨日はかなり酔ってたからあんまり記憶がない。
付き合ってまだ1週間だけど、キスマークを付けて束縛するような男は大嫌いだ。


ポチポチと携帯を操作し、メールの相手をブロックした。


『はい、サヨナラ〜』


/ 238ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp