第1章 ムカつくアイツ。
「ほら、。私と手を組んで悟を倒そうか?」
コントローラーを手渡すと、はパァッと嬉しそうに無邪気な笑顔を浮かべた。
『やっぱ傑は優しいなーー!・・・ん?なんか、、
傑、良い匂いがする。』
はクンクンと鼻を鳴らし、シャツや髪の匂いを嗅いできた。
その行動に僅かに心臓が音を立てる。
「結局ホテル行ったのかよ。今日はヤらねーとか言ってなかったか?」
「・・そのつもりだったんだが相手がその気になってしまってね。」
『ホテル?えっ⁈傑、デートの帰りだったの⁇いーないーなぁ、、デートしたいなぁ…。』
「おいおい、簡単に揺らいでんじゃねーよ。
残り30日あんだかんな?」
『・・・分かってるし。』
下唇を突き出し、不貞腐れたような表情をするに、首を傾けた。
「残り30日って?」
そこでの口から悟との賭けの話を聞いた。