第2章 1
青春学園の看板
その目の前にいるわたし。
ほんとに青春学園って名前なんだ。
ださ、、、
校門をくぐり敷地内を歩く
意外とひろいな。
テニスコートと書かれた看板を見つけ書いてある方向へ歩く
だれもいないテニスコートが並んでいる
練習終わったのか?
「ねえ、あなた」
と声を掛けられ振り向くとテニスラケットを持った女の人
「だれ?」
「わたしちょっと暇してんの。肩慣らし手伝ってくれない?」
わたしの問いに答えになってない答えが返ってくる。
「やだ。」
めんどくさい。
「自己紹介してなかった!あたしは2年の邪馬 凛【やま りん】
一応レギュラーだよ!」
はあ。
とため息をつくと
「あなたここの生徒じゃないでしょ?」
めんどくさいのに絡まれたな。
「だから?」
「なんか探してるみたいだったから!わたしと試合してくれたら手伝ってあげる。」
そーか。聞いた方がはやいな。
「わかった。1ゲームだけね」
と返すと
「やったあ!」
と嬉しそうに言う