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記憶が亡くなる前に

第12章 命懸けの単独行動


ドレスローザに戻ると、ドレスローザで待機していた海兵たちがイッショウに駆け寄ってきた。

「イッショウさん。グリーンビットに行かれたのでは?」

「んん、ちょっと状況が変わってきそうな気がしてね。
ところで、コロシアムに潜入させた者達との連絡が途絶えまして。」

「そうでしたか…。」

「イッショウさんどうしましょう?」

一連の話を聞いていたシオンはドフラミンゴだったらどうするだろうと考えた。
コロシアムの地下に何かあるかもしれない。
それにコロシアムが始まる前に、ディアマンテがとんでもない優勝商品を用意したと言っていたことを思い出す。

これは確実に何か裏がある。
ドフラミンゴを討つ手がかりがあると思った。

「イッショウさん、私に潜入させてもらえませんか?」

話し合っていた2人はシオンの方を見た。

「シオンさんが?」

「しかし…軒並み、潜入に入った者たちとの連絡が取れてないということは何かあったかもしれないんだぞ?
女海兵が1人でなんて。」

「お願いです。コロシアムで気になったこともあるので確認したいのです。
逐一状況が分かるように子電伝虫も持っていきます。」

海兵は困った顔をした。チラリと見るとじっとしている。
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