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記憶が亡くなる前に
第8章 この感情も記憶も忘れないために
●月○日
今日から航海日誌をつけろとセンゴクさんに言われたのでつけていくことにした。
センゴクさんはきっと、私の体を心配しているのだと思う。
航海日誌とは言うけど普通の日記をつけろって言うことだと思う。
今後は、センゴクさんの元ではなくこれから新しく配属が決まるらしい。
体調の方は至って変わらないはず。
でも、記憶が抜ける時かならず頭が痛くなっている気がする。
確実になってきたらベガパンクにも報告するつもり。
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