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記憶が亡くなる前に

第4章 珀鉛病の少年


夜、食事中に少年が入ってきた。
ジョーラはつまみ出せと言ったがドフラミンゴが呼びつけたらしい。

大人たちは何か大事な話をしているみたいだがそれはシオンからしたら大して気にする話でもなかった。
コラソンと同様黙々と食事を進める。

ちらりと少年を見ると、胸元が異様に白いことに気がついた。

「珀鉛病ザマス!?感染ったら大変!」

ジョーラが騒ぎ出したのでバッファローが怖がり始めた。
少年は苛立ちを露わにしていた。

しかし、すぐにドフラミンゴがジョーラを叱咤する。

噂話程度の話を鵜呑みにして騒ぐなと。

「ごちそうさまでした。」

周りが騒いでてもお構いなしにシオンは立ち上がり自分の皿を片付けに退席した。
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