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薄桜鬼 奪愛録

第3章 名前は。


やがて近藤が上座から立ち上がり
彼女のもとへと近づいて行った。

近藤は彼女と目線を合わせると
ただじっと目を見つめていた。

「トシ、彼は嘘をついているようには
見えないぞ?」

と微笑みながらそう答えた近藤に
土方は大きなため息をはいた

「事実なのは解った
しかし、そいつをいったいどうするんだ。」

「アレ?土方さん
この子あの薬について知ってるんでしょ?」

‘薬’ と言われただけ辺りは
重たい空気へと一瞬で変わった。


薬。

それは人を変えてしまう 変若水。
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