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✿忍のハート✿【ONE PIECE】✧

第4章 ★ 初めまして * 夢主視点 ★ ③ ★







そしてまた手錠を付けられるのかと思い両手をお兄さんの前に出したら『自分で付けろ』って言われた


何故?



別にいいけどさ


ちゃんと付けるか心配じゃないの?
いや、ちゃんと付けるけどさ!
警戒されてないのか?




ってかちょっとテンション上がって来たわ


上がってきたって言うか
頭がふわふわしてきたよん


ふわふわって言うかクラクラ?



私、どーしたー?
眠いけど楽しくなってきたよー



私はベットにうつ伏せになった
両手を枕にした
背中痛いからね


私は顔だけお兄さんに向けた



ロー)「とりあえず怪我を治せ。話はそれからだ」

「治していいんだ。あいあーい」

ロー)「…」




返事したのに出て行かないお兄さん




ん?




「…なに?」

ロー)「いや、後で食事を持ってこさせる」

「おぅ!食事までくれるの?優しいねぇ海賊って。ついでに私の荷物返してくれない?」

ロー)「それはダメだ」

「ちぇ。ケチだなー」




私がそう言えば意外な答えが返ってきた




ロー)「…返して欲しいか?」

「え?いいの?」

ロー)「その代わり荷物の説明をしろ」

「へ?説明?」






なんか説明するやつあったかな?
普通の忍道具だぞ?





ロー)「見た所俺の知らない丸薬や薬草が入ってた。それの説明だ」

「え、それだけ?」

ロー)「なんだ?荷物を返して欲しくないのか?」

「あ、いや、じゃなくて…私の荷物、それだけ…だったの?」

ロー)「…巻き物が何本か。刃物が少し。包帯もあったな」



それだけ?

え、それだけだっけ?まじか


ってかまだ巻き物あるだけましか
なんの巻き物だろう
ってか他の荷物よ!


ここ《海》って言ってたな
あーくそ
ここが海なら探すのは無理かなー





私の眉間に皺が寄って舌打ちしそうになったが


ため息で我慢した









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