第14章 ★ 手合わせ * 夢主視点 ★ ① ★
私が提示したルールはこうだ
1つ、ベポ達4人で私と戦う事
2つ、この甲板から出てはダメ
3つ、時間は1時間
4つ、私は忍術無し…ベポ達は武器有り
5つ、今回は鈴では無く私からローの帽子を取ってローの頭に戻したらベポ達の勝ち!出来なかったら私の勝ち!
報酬は、ベポ達が勝ったら私は仲間になるしローの晩飯も守れる。私が勝ったらローの帽子を貰う
「…と、まぁこんな感じかなー。なにか質問は?」
シャチ)「はい!」
私が4人の顔を見ながら質問を聞けば、元気よく手を挙げたシャチ
「はい、シャチ君」
シャチ)「アヤは丸腰で戦うのか?」
「あら優しい。怪我の心配してくれるの?」
シャチ)「いや、だってさ…」
「大丈夫だよ。私はいざって時にクナイを使うから」
私は服の袖からクナイを2本出せばそれだけなのに皆喜んでた
イッカク)「はい!」
次はイッカクが手を上げた
「はい、イッカクさん」
イッカク)「勝敗は分かったけどなんで1時間?」
「1時間の間にローの頭に帽子が乗ってなかったら、たとえあなた達が帽子を持ってても負けだよ!ハラハラするでしょ?敵は私だけじゃなくて時間もだよ!」
ペンギン)「はい!」
更に男の人まで…誰だっけ?
「はい!あ、どなたですかな?」
ペンギン)「あれ?自己紹介まだだったか。俺はペンギン!」
「アヤですー。んで?ペンギン君」
ペンギン)「もし全滅したら?」
「始める前から弱気だなー。全滅した時点で終了です」