• テキストサイズ

出会いは突然に

第12章 油断


―――――――――
「お前は我が一族の跡取りになるんだぞ!これぐらい出来なくてどうする!」
「ひっぐ、ごめんなさいっ!」
バチン!

ーやめろー

「ホント無能ねぇ。これで良く我が一族の跡取りなんて務まるわね。所詮あの女の子供ならその程度なのよ。この無能が。」
「ごめんなさい叔母様。頑張りますから!」

ーやめろってー

「あれが次期当主ですか…。我々兄弟は反対ですよ!何せあいつはー」

ーやめろって言ってんだろ!ー

意識が深い深い闇に沈んでく……
本当人間ってくそみたいな生き物だよね……
家柄とか世間体とかクソ喰らえ……
みんなみんな

ー消えてなくなれー
/ 202ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp