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出会いは突然に

第17章 お仕事


キ「まぁ、桜が社長だろうが、何だろうが、俺は変わらないから。」

不安そうな顔をしている桜の頭を撫でる。

『ありがとう…。』
キ「ん。これ選んでくれたの買おうかな。」
『あっそれは、大丈夫。』

手に持っていた服をレジに持っていき

『あの、店長さんいますか?』
「えっ?あっ!はい!今呼びます!」

スタッフがパタパタと掛けていき、奥から

「いやぁ~!桜ちゃん!来てくれたの!嬉しい!」

高身長で髪の長い男性が桜に駆け寄り抱きつく。

『レイさん、久しぶり。お洋服買いに来たよ。』
「そんな!社長なんだから持って行きなさいよ!」
『これは友達にプレゼントなの。』

そう言い桜がキヨを見る。

キ「うぇっ!俺!」
「あらぁ~!イケメン!彼氏?」
『今友達って言ったけど。』
キ「待って桜!俺自分で買うから!」
『ううん、私がゆうやにプレゼントしたいから、させて?』

上目遣いで見つめられる。こいつワザとか?!

キ「っ!分かったよ!有難く頂戴するよ!」
『良かった!レイさん、こないだ作った新作のあれまだある?』
「後1個残ってるわよ!ちょっと待っててね。」

パタパタと奥に走っていく。

キ「桜あの人オカマ?」
『オネェだよ。オカマって言うとブチギレるから言わない方が良いよ。』

コソコソと話していると。
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