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いろいろ詰め合わせ(短編)

第4章 甘い匂い(相澤消太)


香澄side



「、っ、、ぐず、、、」



「ふっ、、そんな泣くなよ、、」



泣きじゃくる私の頭を、3回ぽんぽんとして、笑ったその人は



「必ず、、迎えに来るから、、」




そう言って、ヒーローになるための学校がある遠い所へ行ってしまった





(後ろ姿まで、、かっこいいとか、ずるいよ、、、)





卒業証書の入った筒を高く掲げて、

桜吹雪の中歩いていくその人を、

あふれる涙をぬぐって、目に焼き付けた



「必ず迎えに来る」

その言葉を信じて、、



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