• テキストサイズ

【煉獄さん】嘘つきは百万の得【現代】

第10章 使命感




「……はい。聞きたいです。」


そして、りんもつられるように優しく微笑んだ。


(わたし、杏寿郎さんに救われてばっかりだ…。)


———


杏「彼曰く、『芸術は爆発』らしくてな。そんな事をしでかしたと言うのに少しも反省しなかったんだ。」

「教育者なのに…。」


りんが呆れたようにそう呟くと、杏寿郎は『全くだな!!』と笑った。


杏「だが、彼も校長先生には弱いんだ。現れた彼女の前に立った宇髄の背中はいつもより小さく見えたぞ!」

「へえぇ…。校長先生って女性なんですね。」


りんが『どんな女性なんだろう。』と視線を上に遣ると、杏寿郎は少し意外そうな表情を浮かべた。



/ 312ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp