• テキストサイズ

【煉獄さん】嘘つきは百万の得【現代】

第10章 使命感




杏「この先もしばらくは苦労しそうだな。限界が来たら後先考えずに辞めても構わないぞ。君を養うのに困らない程度の稼ぎはあるのでな。」

「そんな、」
杏「ではまた何か新たに問題が起こったら隠さずに教えてくれ!この話はこれでお終いだ!!」

「えっ」


杏寿郎の切り替えの速さについていけなかったりんは、ソファから立ち上がった杏寿郎を呆然とした顔で見上げた。


杏「今日は出前を頼もう!何か食べたい物はあるか!!」


「……ハンバーグ。」


少し幼い声に杏寿郎は眉尻を下げて笑う。


杏(何とももどかしいな。いつも近くに居てくれたら守ってやれると断言出来るのだが。)


そんな事を考えながら杏寿郎は出前サービスの検索を始めたのだった。



/ 312ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp