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テニプリ短編集【幸村精市】

第5章 思い通りに【幸村】


……なるほどね。はいはい。
……あらぁー。そんなことできるかな…

…うむ!幸村に飽きられたくないし、やれるだけやろ!



~翌朝~


『〇!おはよう!』

「あ!幸…じゃなかった。せ、精市おはよう!」

『…ん?あぁ…。』

「また、昼休みにね!」

よし!!!とりあえず下の名前で呼ぶのはクリアした!!!
自分なりにいい女っぽくまたね。ってできた気がするしいい感じ!

いつもと違う呼び方できっと幸村もドキドキしたはずっ!
やればできる!私っ!



~昼休み~


『今日の朝練でまた赤也を泣かせてしまったよ。
真田達にもやりすぎだ。って怒られたし…』

「うんうん。そういう時もあるよね?」

『…ん?いつもならやり過ぎはダメって〇も怒るのに?』

「え、いや、真田君達にも怒られたならいいかなって」

『ふーん。。。』


なんか怪しまれてるかな…?
いやあの記事には“気持ち寄り添ってあげる”って書いてたから大丈夫だよね?


「明日の休み部活オフだよね?デートしよっ!!」

『珍しいね。〇から誘ってくれるなんて。行きたい所でもあるの?』


「そ、それなんだけど、私の家に来てくれない?ケーキ作ろうと思ってて食べて欲しいの!おうちデートになるけどいいかな?」

『…いいの?お邪魔しても?』

「いいのいいの!お父さんもお母さんも仕事で帰ってくるの遅いから気ぃ使わなくて大丈夫だよ」

『あぁ。じゃあそうさせてもらうよ。楽しみにしてる』




これであと2つで私は甘やかし系の女になれてるはずっ!

今日帰ったらケーキの仕込みをして朝早く起きて作って…


それから……
最後が1番難しいけど…
できるかなーーーーー。
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