第28章 妙神山へ再び！！

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斉天大聖「わざわざまゆ殿と殺り合おうとする者は居らんわの。ゼラスとも仲が良いのも有るが、絶大なる力を持った魔族の元頂点ならば尚更じゃな」

黒死牟「神魔戦争とやらには発展しなかったのか？」

まゆ「降魔戦争がある意味、神魔戦争よ。竜族は神魔の中でも絶大なる力があるわ。だけどゼロス一柱で壊滅に追い込んだもんだから大事にならなかったし、被害は嫌われ者のゴールドドラゴンだけだから、あまり問題視してなかったのね。付いたあだ名はドラゴンスレイヤー。私達の派閥で云うならばジーク・フリートね」

縁壱「ジーク殿はとても温厚な方だったような…人は見かけによらないな」



あなたもよ！？優しくて超強くて勇気があってぇ…キャッ♡



メドーサ「魔界正規軍のベレー帽被ると人が変わるけどね。まっ、本来はヘタレだよジークは。でもゼロスは違うさね」

黒死牟「ゼロス殿も温厚な方では？」

まゆ「いいえ、魔族の闘争本能が濃いわ。高位魔族だから理性で抑えられてるだけよ。魔王シャブラニグドゥと、その腹心を除いて一等強い上に闘争本能が強い」

縁壱「ゼロス様は何となく分かる気がする。時々見える紫の瞳が底冷えする程に冷たい」



自分も発言しといてなんだけど話が思いっ切り逸れてると思うの。私の神威斬（ラグナ・ブレード）の話が先でしょっ



まゆ「話は逸れたけど、ヒャクメは最後まで付き合う事。分析する者が如何しても必要なのよ。それと、半分でも暴走状態だと周りを巻き込みかねないわ…味方や一般人を傷付けるのは勘弁よ」

ヒャクメ「分かったのね〜ガッツリ協力させてもらうわ！」

斉天大聖「忙しいだろうで加速空間かの。ワシは準備してくるわい。それと中に入ってからは文珠が必須じゃな。猿語は分からんと言ってまゆ殿がキレるだろからの」




そんな短気じゃないわよ。人語に越したことはないけどさっ



私が「OK、文珠は任せてちょうだい。出来るだけの数を用意するわ」と返事をすると、猿爺は足早に準備をしに行った



黒死牟「私達も加速空間で見守りたいのですが、宜しいでしょうか」

小竜姫「構いませんよ。潜在能力を引き出す為の修行ではありませんから、さほど危険はありませんし」



まるで幸せのエレク○リカルパレードやぁ！！ヒャッハー



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