第28章 妙神山へ再び!!
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まゆ「来ちゃった♡」
ヒャクメ「また拐われたのね〜」
小竜姫「プライベートを覗く暇があるんですから良いのでは?」
斉天大聖「ヒャクメは好奇心の塊だからのぅ」
好奇心は猫を殺すってことわざ知ってるかしら?
まゆ「鬼殺隊の隊服着て鬼狩りしてる十歳位の私の写真が出回ってるって、この前サッちゃんに聞いたわよ。最後まで付き合うわねっ!?」
ヒャクメ「分かったから巌勝さんに日輪刀を下ろさせてなのね〜(泣)」
黒死牟「ヒャクメ殿、私もその写真とやらが欲しいだけなのだが…」
生の私がいるでしょーが!!
縁壱「私も欲しい…」
チャキッ
ヒャクメ「分かったのね!私の鞄に入ってるから好きなだけあげるのね〜(泣)だから刀を頸に当てるのは止めるのね〜(大号泣)」
まゆ「私としてはそんな問題じゃないんだけど!」
巌勝さんと縁壱さんは私の写真を大事そうに懐に仕舞い込んだ。目の前に本物が居るのに、ちょっと悲しいわ
斉天大聖「まぁまぁ、二人とも落ち着け。まゆ殿は先日魔界へ行ってサッちゃん様と話して来たのじゃな?」
まゆ「えぇ。でも、まーったく使えなかったわ!その代わりに写真の話を聞いたのよ」
【魔界での回想中】
まゆ『やっほ!ご無沙汰ね〜』
サッちゃん『まゆちん、毎度ぉ〜、珍しいやないか。何やあったんかいな』
まゆ『神威斬(ラグナ・ブレード)についてなんだけど、日輪刀をベースに収束させて使いたいのよ。だけど上手くいかなくてねぇ。何か手は無いかと相談しに来たのよ』
サッちゃん『ワシ知らんで。アノ御方の力とか使った事も無ければ知識もないでなぁ〜グハッ!痛っ、ちょっ、キレんといてーな!オモロイ話あるで聞かへん?』
まゆ『期待以上の話なんでしょうねぇ…』
サッちゃん『実は神族のヒャクメがなぁ…』
【回想終了】
まゆ「別に最初からサッちゃんに期待なんてしてないけどね〜。何かムカついたから制裁加えたらヒャクメの話が出て来たのよ」
ヒャクメ「サッちゃん様に売られたのね…酷いわ!!」
ヒャクメは床に伏せてないている。そんな事しなきゃ良い話でしょーに。懲りないんだから!
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