第17章 大正恋物語【煉獄家】
・
昔を思い出して懐かしさに浸っていると、辺りが騒がしくなってきた。皆に鎹鴉が充てがわれている様だ
ん?ぐへっ!?
何かが後ろから私の頭に乗っかた様で、超重い!私の鎹鴉かしらね(汗)
鷹男「ヨウ!嬢チャン、四百年ブリダナー。嬢チャンノ鎹鴉ニ志願シタ。ヨロシクナー!!ブゥラァァァァァァ」
えっ!?
まゆ「たっ、たっ、鷹男さん!?なんで生きてるの!?」
影子「私モ居ルヨー」
はっ!?
まゆ「影子ぉ?」
鷹男さんは四百年前、私に付いていてくれた鎹鴉(鷹)で、影子は巌勝さんの鎹鴉だった。巌勝さんが鬼になってからは私の所に居てくれた子
鷹男「ナンデ生キテルノトハ、随分ナ挨拶ジャァネェカァー!ナァ影子ォ」
影子「本当ヨー!まゆハ、薄情ダワー」
縁壱さんと私の子である美月が産まれて暫くしてからは、鬼殺隊のフリーランス鴉として仕事してた迄は知ってるけど…
鷹男「実ハヨォー………」
話を聞いたところ、寿命が尽きかけた時に、私の鬼より鬼の様な部下である一ノ瀬が拾って魔鳥にしたそうだ。そして、ずっと誰にも付かずに鎹鴉の教育をしていたらしい
影子「一ノ瀬ガネー、モシマタまゆガ、人トシテ鬼殺隊ニ入ッタラ支エテヤッテホシイッテ。ソンデネ、巌勝ガ帰ッテ来タラ絶対ニ私ガ付クノヨ!」
まゆ「そうなんだ…ありがとう…」
柄にもなく泣きそうになっちゃうじゃないのよ
鷹男「玉鋼ヲ選ビヤガレー!!」
まゆ「当時の持ってる!ほら、見覚えあるでしょ?ちゃんと『滅』って入ってるわよ」
影子「巌勝ヲ取リ戻スンデショー?取リ敢エズ作ッテ、予備ニシトケバー?巌勝ハ、美月ニ上ゲチャッタンダカラ」
それもそうね…
玉鋼を選んで、頭や柄巻などを細く指定した。あの頃の巌勝さんの日輪刀を再現しようって思ったの!私と色違いだから♡
さぁ、家に帰ろう!家族が待ってる!
まゆ「鷹男さん、影子!一緒に帰ろっ」
鷹男「オーウ!今回、嬢チャンハ煉獄ノ子ダッタナ」
影子「懐シイワー」
鷹男さんと影子と共に走りだした。これから始まる鬼殺隊生活、この二匹が居たら凄く心強い!!
一ノ瀬、ありがとう!まっ、本人には言わないけど…
・