• テキストサイズ

【R18】私の心は私のもの【リヴァイ/進撃の巨人】

第2章 はじまりの日



信じられない、こんなことが起こるなんて

腹の上に放たれた液体が、どろりとベッドに垂れ落ちるのがわかった。

勢いがあったのか、少し顎のあたりにも生温かいものが付いている。


兵長は私の腕を離してベッドから降りた

タオルでも取りに行ったのだろうか。

ベッドや枕は私の汗でぐちゃぐちゃに濡れている。

兵長に掴まれていた両手首がジーンと痺れていた。


必死に抵抗して、必死に声を上げていたからか、喉がカラカラに乾いていた。

頭がフラフラするが、ひとまずはだけた胸をシャツで覆うように隠した。


「なんだ、いい眺めだってのにもう隠しちまうのか」


兵長もまだ息が整わないようで、少し掠れた声で揶揄うように言われた

頭も身体もまだ状況に着いて行っていないが、一先ずギッ!っと兵長を睨みつけた。

顔に張り付いた髪を払う。


/ 180ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp