第4章 二人のとっておきのおはなし

「えっ、お前年上だったの！？」

どうやらジャンはリウを年下だと想ってたようだ。

腕を組んで考え込んでいる。

もしかしたら嫌われた？

不安そうなリウの顔を覗みこんだジャン。

「・・見えねぇな、だって鈍感だし小さいし」

♯NAME1♯が一番気にしてる事を・・。

家族からも調査兵団に入る事をその理由で反対された。

「まっ、いいか・・　」

「なぁ##NAME1もし調査終わったら・・」

ジャンの体がリウを抱き寄せた。

「それ以上の事許してくれるんだよな？」

リウにキスをする。

「・・お前本当にバカか？それ言わすなよ」

初めてジャンの恥ずかしそうな顔を見た。

何となくジャンの意図が分かってリウは赤面する。

ジャンの体に身を委ねた。

それがリウの答えだった。

「約束だからな」

リウの耳元に囁く。

二人のとっておきのおはなし。

END