• テキストサイズ

イケメン王宮真夜中のSPY

第1章 変化する関係


「あぁ…なんで私の可愛いユーリがプリンセスの執事なの!?」


私はため息混じりに髪を掻き上げベッドへ突っ伏した

「クロエってばまた同じ事言ってる…お互い別々に動いた方が有益な情報が入るかもしれないし…もう少し頑張ろう!ゼノ様の為だし」


「そうね…早くゼノ様に会いたい」

ベッドの端に座り直し
ユーリの部屋から遠い星を眺めながら
ゼノ様も同じ星を見ているのだろうかと考える

「それと…俺だって男だよ?
可愛いは余分だし!こんな時間に男の部屋に来て
襲われても知らないからね」

ユーリの顔が間近に迫る

「冗談でしょ…いつも何もして来ないじゃない」

私は夜着のベビードールの肩紐を落とし素肌を自ら晒した

「クロエ!……んっ」

瞬間、ユーリの髪をくしゃりと掴み肩を押しながら
唇を奪う

「ちゅ…ん…はぁ..ん」

シーツへ押し倒し何度も角度を変え逃げ惑う舌を絡めながらユーリのシャツのボタンへ手をかけた
/ 87ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp