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学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第6章 昔のラブレター


ヨルナミ「そういえば涼子さん。この前クグラが小学校二年生の時のことバラすと脅してましたけど…いったいどんな内容なんですか?」
ある朝、クグラが寝坊して登校していない時にヨルナミは尋ねてきた。
「ん?あー、アレね!……今思い出しても結構笑えるのよね〜!」
カンナギ「何の話だ?」
「この前の休みにね、クグラに48手の相手してもらったのよ!」
ヤタカ「は!?48手!?君!未成年の癖になんと如何わしい!!」
「あら、ヤタカが48手知ってるなんて…まさか!貴様も『二人で満足できる48手』の本持ってるのか!?」
ヤタカ「持ってない!!」
カンナギ「つーか、お前がそんなの持ってるのが驚きだよ。」
「暇だから親父の部屋漁ってたら出てきたのよ!」
キクリ「ねぇ、48手って何??」
ヤタカ「キクリ…純粋で清楚で可憐な君はそんな言葉覚えなくていいんだ。」
カンナギ「ぷっ!可憐とか真顔で言ってやんの!」
ヤタカ「うるさい!」
ヨルナミ「…48手は置いといて、小学校二年生の時に何があったのですか?」
「あぁ、話が逸れたわね!…クグラが小学校二年生の時に名前も知らない子に恋をしたのよ。これがクグラの初恋ね?いつも学校の帰りに私と二人でよく寄り道しながら帰ってたんだけど…その時たまたま寄った公園にその子が居てね。クグラったら一目惚れ!」
キクリ「あら、そんなに小さいのに一目惚れなんて可愛いじゃない。」
「あの頃のクグラは可愛かったわ…クグラの大切にしてたぬいぐるみを隠したら大泣きしたり、二人で隠れんぼしてクグラが鬼になった時に隠れるフリして先に帰ったら私を見つけられなくて一人で泣きながら家に帰ってきて私がもう家に居ると知ったら更に大泣きして…本当にあの頃は可愛かった…。」
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