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私色に染まりなさい

第15章 過去と真相ー


は二週間程で怪我が治り蝶屋敷を出た

黒石に会うため牢屋に向かった

牢屋の前には見張り役の男が一人立っていた

「ご機嫌よう、すみません」

男「こ、これは花柱様!どのような御用で?」

「すみませんが要件は言えません」

男「え…とそれは困ります…」

は男の顔に手を当てた

「お願い…」
目をうるうるさせて言った

男「はっ…はい!」

「この事は内緒ね」
は口に指をあて微笑んだ

男は顔を真っ赤にして出ていった

は牢屋の前で止まった

「見事なざまね黒石」
腕組みをして牢屋にもたれかかった

黒「………」

「喋る気力も無さそうね」

黒「うっせぇ」

「籠の中の鳥はもう飛べないわね」

黒「…さっきあんたの夢を見てた」

黒「鬼殺隊の時の」

「あら、反省してたの?」

黒「………」

「ふっ…もう遅いわよ死ぬまで私のおもちゃ」

黒「もう、何とでもして」

「あらやだ、元気だして?面白く無くなるから」

黒「さすがの悪魔ね」

はふふふっと微笑んで牢屋を後にした

男「もう、宜しいのですか?」
先程牢屋の外に居た男が外にいた

「えぇどうも」
は軽く手を振ってその場を去ったー
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