第11章 二度目の新婚旅行、の巻
「……ね?」
「んもぅ…翔くんったら///」
「もっと、熱くなろうよ……二人で」
「あ、ぁ……しょぉ、くん///」
翔くんの熱っぽい囁きで僕のカラダも熱くなる
大好きな人の手が僕のカラダを優しく撫でて行く
(うん、そうだ…コレだ……この手だ)
僕に触って良いのは……この手だけ
僕を感じさせるのも……この手だけ
「あぁ……しょぉ……キモチぃぃ///」
「さとし…俺の、さとし…」
相変わらずのくすぐったいような優しい優しい貴方の愛撫で
僕は幸せに包まれながら雲の上
ふわふわ夢心地で昇って行く
「ぁん……しょぉ……ぁあ……イ、イ///」
「さとし…綺麗だよ…今夜も…凄く、綺麗だ」
「…ぅうっ……あ、ぁ……も、僕……あぁっ!////」
「……ぅくっ////」
僕の中に貴方の熱が注がれるのを感じながら
このまま何時までも繋がって居たいなって思っていたら、翔くんが僕の手を握って呟いた
「…このまま、寝ちゃおうっか?」
「ふふ…ダメ、また熱が上がっちゃうから」
本当はそうしていたいって言葉を呑み込んで
僕は、愛しいその手に口づけた