第11章 二度目の新婚旅行、の巻
「そうなんですか、面白いお友達ですね(笑)
…今度日本に帰国したとき会いたいなぁ…智さん、紹介してくれませんか?」
「うん、イイよ♪」
「ちょ、ちょっと待てやっ!
しょしょ紹介は俺がすれば良いだろうが!何で智くんに頼むんだよ?!」
「イイじゃん、可愛い人に紹介してもらった方が楽しいだろ」
「Σんなっ!!!」
お前、嫁はどうしたんだ、嫁はっ!!
「そうだよ翔くん、確かに翔くんもニノと仲良いかも知れないけど、ニノは僕の親友だからね!」
「えぇっ?!」
さっ…智くんまでそんなっ!!
「じゃ、じゃあじゃあ!俺もいる時にしてっ!
二人っきりは無しだぞ!!絶対駄目だかんねっ!!!」
「もぉ、翔くんは…解りました(苦笑)」
苦笑いする智くんの綺麗なお手てをシカと握りしめて再確認
「絶対だよっ!!」
「はぁ〜ぃ」
「…ちぇ」
だから、亀!貴様嫁がいるだろがっ!!(怒)